1つのセル内にわらわらと文字を打ち続けていると、次第にどんどん遅くなっていって、一文字一秒くらいのスロースピードになっていきどうにも作業が滞ってしまうのです。作業できなくなるので本当に困っていました。
この問題の回避策について書きます。
あらかじめ言及しておくと、うちのExcelは2010という古いバージョンなので、別のバージョンで同じように回避できるかどうかは判りません。
解決するしないあればコメントいただけますと幸いです。
「Excel 文字入力 遅い」くらいで検索すると、2パターンの記事が出てきます。
- オートコンプリートが問題なのでこの機能をオフにすれば解決する
- 1セルに文字数が多すぎることが問題なので、文書が多いものはWordを使うべし
現象が発生する条件
発生条件を整理しておきます。1セルに文字が多い。500文字くらいで遅延がでました。
とくに改行がある文章ほど顕著に遅延が発生します。改行数が多いほど遅延はひどくなるようです。
Excelの再起動はもちろん、シートの再作成、Windowsの再起動しても、文字入力が遅くなる問題は解決されませんでした。入力するセルを移動して、まっさらなセルに移すと文字入力の遅延問題は発生しなくなります。つまりシート全体が重いわけではないようです。
回避方法
Excelのセルの文字入力の仕方がいくつかあるようで、工夫することで回避できました。
セルに直接マウスカーソルを持って行き、ダブルクリックして文字入力を行うと遅くなります。編集するセルをクリックして選択状態にしておき、数式バーをクリックして文字入力を行うと文字入力は遅くはなりませんでした。
![]() |
ダブルクリックして文字入力を行う |
![]() |
数式バーをクリックして文字入力を行う |
入力文字が遅くなる原因は、おそらくセル内での文字の折り返しを文字入力のたびに再計算してしまっていることだと思います。
数式バーをクリックするやりかたのときは、セル内の文字は、一部しか表示されなくなるので、この計算が省略できるということかと。
もう一度言いますが、うちのExcelは2010なのでご留意ください。
ということで、自分はこの発見によりExcelでもスムーズに文字入力が行えています。
検索しても情報がなかったので、この記事を書きました。この情報が誰かの一助となれば幸いです。
では、よきExcelライフを!
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