2020/08/11

Excelシートの文字入力がめちゃくちゃ遅いときの対処

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Excelで文字入力を続けていると、次第に入力スピードが遅くなっていってどうにも作業が滞ってしまうという問題にぶち当たりました。
1つのセル内にわらわらと文字を打ち続けていると、次第にどんどん遅くなっていって、一文字一秒くらいのスロースピードになっていきどうにも作業が滞ってしまうのです。作業できなくなるので本当に困っていました。
この問題の回避策について書きます。

あらかじめ言及しておくと、うちのExcelは2010という古いバージョンなので、別のバージョンで同じように回避できるかどうかは判りません。
解決するしないあればコメントいただけますと幸いです。 

「Excel 文字入力 遅い」くらいで検索すると、2パターンの記事が出てきます。
  1. オートコンプリートが問題なのでこの機能をオフにすれば解決する
  2. 1セルに文字数が多すぎることが問題なので、文書が多いものはWordを使うべし
オートコンプリートをオフにしても関係なかったようで、自分の状況に該当するのは後者の文字数が多すぎるほうでした。検索してもこれ以上の情報が見つからなかったので、これに対する自分の回避策を残しておきます。

現象が発生する条件

発生条件を整理しておきます。 

1セルに文字が多い。500文字くらいで遅延がでました。
とくに改行がある文章ほど顕著に遅延が発生します。改行数が多いほど遅延はひどくなるようです。 

Excelの再起動はもちろん、シートの再作成、Windowsの再起動しても、文字入力が遅くなる問題は解決されませんでした。入力するセルを移動して、まっさらなセルに移すと文字入力の遅延問題は発生しなくなります。つまりシート全体が重いわけではないようです。

回避方法

Excelのセルの文字入力の仕方がいくつかあるようで、工夫することで回避できました。
セルに直接マウスカーソルを持って行き、ダブルクリックして文字入力を行うと遅くなります。
編集するセルをクリックして選択状態にしておき、数式バーをクリックして文字入力を行うと文字入力は遅くはなりませんでした。 

ダブルクリックして文字入力を行う
数式バーをクリックして文字入力を行う
入力文字が遅くなる原因は、おそらくセル内での文字の折り返しを文字入力のたびに再計算してしまっていることだと思います。
数式バーをクリックするやりかたのときは、セル内の文字は、一部しか表示されなくなるので、この計算が省略できるということかと。 

もう一度言いますが、うちのExcelは2010なのでご留意ください。
ということで、自分はこの発見によりExcelでもスムーズに文字入力が行えています。
検索しても情報がなかったので、この記事を書きました。この情報が誰かの一助となれば幸いです。

では、よきExcelライフを!

2020/06/28

買ってよかったもの4つ→生活が豊かになります

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買ったことによって、生活が快適になったものをご紹介します。

自分はあんまりものを買いません。物欲もないほうです。とはいえ、ヘッドホンやスピーカー、あれやこれやと人並みに試してみた過去はあります。
そのほとんどはこれがないと生活が行き届かないというほどではありませんでした。熱狂に駆られて購入しても、数年後には押し入れで眠ることも珍しくないわけです。そういう感じで、ものに過大な期待をしないようになりました。
それでもこれには助けられたなというものがあります。

ということで、いわゆる競合プロダクトをあれこれ精査したうえでのベストバイではありません。紹介するのは、個人的な経験をもとにしたもので、今まで見向きもしなかった自分にとってはいわば盲点となっていたものでした。

買ってよかったものを先に言うと、AirPods、無印良品の羽毛布団、腹巻、JETSTREAMのボールペンの4つです。
布団はやや高価ですが他はそうでもありません。自分にはとても価値がありました。
破損してしまっても、すぐ買いなおすものばかりです。

iPhoneやMacBookなど、これらは革新的だし自分の生活や仕事で欠かせないしかなり生活を豊かにしてくれています。(毎日12時間以上、MacBookの前にいますが)。ただ、あまりに今更なので除外しています。

お分かりのとおり、個人的な状況や主観に偏っているものばかりです。
記事を見る人にとって新しい情報となることを願っています。それが価値となれば幸いです。

AirPods

ワイヤレスイヤホンです。
自分の持っているのは、AirPodsの2世代目です。\17,800です。
普通のイヤホンと違うのは、AirPodsを付けていることを意識しないできいられるというところです。
集中モードに入るのに音楽が欠かせないですが、AirPodsを付けたまま席を立つことができる、トイレに行くことができるというのが一つの手間を完全にゼロにしてしまうすごい革命だと思いました。音楽がすでに終わっても、ずっとそのまま装着していることもよくあります。
配線を気にすることが完全になくなったことで普通のイヤホンに戻れなくなりました。

手軽さというより、気軽さが素晴らしいです。
気分が軽いという状態を実感しました。

以前、AKGのワイヤレスヘッドホン(わりと高価でした)を使っていました。ただ、重くてボリュームがあるのと、熱がこもるのとで、ずっと装着することができませんでした。さらにバッテリー持ちが悪いこともあって、ワイヤレスではあまり使わなくなっていました。
AirPodsはすべて解決しているので、使い続けていても苦になりません。

AirPodsを充電するのにカバーケースに入れるだけでできる手軽さもものすごくよいです。

AirPods with Charging Caseを購入する - Apple(日本)

無印良品の羽毛布団

これは去年末に買ったものです。4つのなかでは新参者です。羽毛布団とプラス毛布がよかったです。4万円くらいです。
軽くて、あったかいです。今までの布団は冬場はとくに重量がありました。
布団やベッドの選択が難しいのは、試してみることができないからでしょう。
店頭で試しに寝てみるくらいでは、実際のところは解りません。

冬場や夏場、季節の変わり目に睡眠が浅い日が何日かあります。深夜に冷え込んだり、布団が合わないことが多いです。こられを対策しようと調整していくなかで、無印良品の羽毛布団に出会いました。実に快適です。

グレー羽毛掛ふとん・二層式です。シングルで消費税込39,900円です。
他に普段、春秋は同じ無印良品の一層式の羽毛布団を使っていたので、こんなもんかなと思っていたのですが、二層式になり、羽毛の量が増えることでふわふわ加減がぐんと増しました。空気を含んでぷるぷるです。厚みがあるのにめちゃくちゃ軽いです。
無印良品の羽毛布団のよいところは、たんに製品がよいというだけではなく、入手しやすいという側面も大きなポイントでしょう。

羽毛布団と毛布だけでは、まだ3月の一番寒いときには、真夜中に目が覚めてしまうくらい寒くなるようです。なので来シーズンは、同じく無印良品のアクリル毛布を買い足す予定です。
気候は地域にもよるので参考になるかどうかは解りませんが、情報が少しでもお役立ていただけますと幸いです。

グレー羽毛掛ふとん・二層式/S 150×210cm 通販 - 無印良品

腹巻

使用しているのはグンゼの普通の腹巻です。1000円くらいです。
二つに折って臍と下腹部にまいています。
自分は、やせ形であるせいもあって体が冷えやすいようです。
とくに夏場です。夏場の室内は冷房で体温調節がおかしくなる季節でした。
仕事場でもつねに長袖にシャツを完備しています。寒くて凍えているだけではなくてお腹が痛くなり、ずっとトイレにこもる日もあるくらいです。
体調の不調と向き合うのは難しくて、体調が悪くなってからどうしたものかと考えあぐねても何にもならず、体調が良好なときは気を掛けることも意識しないのです。

解決してくれたのが、腹巻です。
夏場に、お腹を温めるという発想はまったくありませんでした。しかし不思議ですが冷蔵の室内でも、冷房のないところでも俄然、体調がよくなりました。お腹が痛くなるということもあまりなくなりました。おそらく汗をかいても、お腹から身体が冷えるということがなくなったからでしょう。

きっかけはワイドなショーという番組です。RAG FAIRの土屋礼央さんが出演されていて、夏場でも腹巻がよいという話をされていたことで試してみようと思ったのです。なんでもRAG FAIRはほぼ全員、腹巻ファンだそうです。

以来、自分は春夏秋冬、24時間欠かさず(入浴時と洗濯時以外)腹巻を付けて生活しています。
すでに2年くらい愛用しています。お腹が痛くなって、1日の半分くらいが無駄になるというのがほとんどなくなりました。


[グンゼ] 腹巻 愛情腹巻 綿リッチ リブ 男女兼用 H1000

JETSTREAMのボールペン

なめらかな書き心地にこだわって作られた三菱鉛筆のJETSTREAM(ジェットストリーム)というインキのボールペンです。
文房具を気にしている人にとっては、めちゃくちゃメジャーなものですが、見た目は普通のボールペンです。
本体は約100円です。0.5mmを使っています。インクがなくなったら、芯だけを交換する替え芯が5本で300円です。


書き心地がめちゃくちゃなめらかです。撫でるように書くことができます。
自分は仕事のツールとして、日常的にボールペンが手放せません。

以前は身に着けるものの一つとして、それなりの逸品に憧れを持っていました。
一時期は何千円もする、人の目を引くような個性的なボールペンを使っていました。これもめちゃくちゃ質感がよく気に入っていはいたのですが、重量があり、書き心地が鈍く、持ちにくいという難点がありました。(イタリアのDALLAITIというメーカーのウッドマーブルのボールペンでした)
ボールペンというものの商品の幅をあまり気にしていなかったのです。
ボールペン ウッドマーブルAKR63G DALLAITI ダライッティ イタリア ブランド

知人に教えてもらい、行き着いたのは100円のボールペンでした。
書き心地が最高です。紙を撫でるようにすべらせるだけで、しっかり軌跡を残すことができます。なめらかさと軽さと入手しやすさが最高です。以来これをずっと使っています。根元の所が割れてしまったりしましたが、すぐに買い換えました。
めちゃくちゃ安価であるというのは、おまけみたいなもので、気軽に使いやすい逸品に出会えたことに感謝です。

DALLAITIのボールペンも、工夫してJETSTREAMの替え芯が使えるように改造してみましたが、それでも100円のボールペンのほうがお気に入りで、ずっと使っているのはこちらのほうです。


三菱鉛筆 uni ジェットストリーム スタンダード 油性ボールペン 0.5mm 黒 [1本] SXN15005.24



三菱鉛筆 ボールペン替芯 ジェットストリーム 0.5 黒 5本 SXR-55P

まとめ

おすすめ4つでした。
もちろんこれが自分の生涯の唯一無二の4つ、などというつもりはありません。これからも増えることを期待しています。

わりとこの4つに共通していることは、
  • 高価ではなく、特別なものではない(大事にしまっておくのではない)
  • 日常的に使う(使いまくる)
  • 軽い(疲れない)
  • 入手しやすい(壊れてもすぐに買い替えられる)
日常的に使うものは、より精査してストレスをゼロに近づける工夫をすることが大切な気がします。
時々は周りにあるモノを見直して、時々は世の中の常識を疑うぐらいの姿勢が必要に思いました。

不便さを意識し続けて、ある時、ぴったり「これ」というものに出会えると、その瞬間から生活が快適になるわけです。
不便だなあと思うことと、便利だなあと思うことがあってこその発見に思います。

以上です。
よろしければコメントで、あなたの便利アイテムを教えていただけますと幸いです。

2020/06/21

WindowsとMacのどちらを選ぶべきか→どっちでもよい

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Windowsパソコンを選ぶべきか、MacOSを選ぶべきかについて考えてみます。
パソコンを始めて買う人、もしくはWindowsを使っていてMacが気になる人、またはその逆の人向けです。
自分はWindowsもMacも使って、デザインや開発もWebもWebじゃないこともやってました。

先に結論を言うと、どっちでもよいです。
身もフタモありませんが、必要に応じて覚えればよいだけです。
ただゲームがしたいならWindows(とくに自作)をおすすめします。
この記事は、次の4つからできています。
WindowsとMacのそれぞれの特徴、Windowsを選ぶべき人、Macを選ぶべき人、まとめとアドバイスです。

パソコンは道具なので、それを使って何をやるか、何をやりたいかのほうが重要です。

WindowsとMacのそれぞれの特徴

WindowsとMacの特徴をまとめておきます。

基本的にはWindowsでもMacでも、大枠できることに大きな違いはありません。
ひと昔前は、グラフィックス系の仕事はMacのほうが強いと言われていました。細かなことはさておき、その理由はグラフィックス系の仕事ではMacの比率のほうが高かったことが大きな要因です。現在はそれほどMacの使用比率は高くもありませんし、グラフィック系のソフトウェア(PhotoShop、Illustratorなど)もWindowsにしか対応していないソフトウェア、Macにしか対応していないソフトウェアという縛りもそれほどなくなりました。

WindowsとMacの特徴を、デザイン、価格、選択肢、販路、市場シェア、対応ソフトウェア、セキュリティ、顧客満足度の8つの項目でそれぞれまとめてみます。

デザイン
ハードウェアもソフトウェアも、デザインはMacのほうが優れています。
パソコンにデザイン要素が必要なのか、疑問に思われていたような黎明期からMacはデザインにこだわっていました。
今でも同じように必要のない、という意見は耳にします。とくに業務上など、必要のない人には無用の要素かもしれません。
ただ、Macのデザインは見た目だけではなく、設計、耐久度、省電力性、梱包や配送、開封時、メンテナンス、廃棄時のリサイクルにいたるまでに及んでいて、一貫して高品質を提供する姿勢が見て取れます。
Windowsが一貫性に乏しいことは昔から揶揄されています。

価格
価格はWindowsのほうが有利でしょう。
10万円以下で入手できるMacはほとんどありません。安くてもWindowsマシンならば、いろいろな選択肢があるので、目的に合わせたパソコンが見つかりやすいはずです。ただMacに使われる部品は、どれも高品質で、高価格帯のものが備えられていることが多くて、単純な比較は難しいかもしれません。
Windowsのほうが有利と言いましたが、たとえばMicrosoft Surfaceは決して割安には思えません。このあたりもピンキリなので要注意です。

選択肢
Windowsパソコンの形状や構成は多種多様で、Macに比べて選択肢が幅広いです。
Macはモデルが限られていて、カスタマイズができるものその自由度は低いです。
WindowsはOSやパーツを個別に購入して組み立てて自作することができるので、自由度は無限です。
ただし自作をする場合は、メーカー品のノートブックのような軽量化を求めるのは無理があります。

販売方法
MacはAppleでしか買えません。
ほとんどの場合はMacはAppleStoreやAppleStoreOnlineでしかMacを入手することはできません。
MacはmacOSとセットです。
マイクロソフトはハードウェアの製造をしていないので、Windowsは様々なメーカーの販売するパソコンから購入できます。
Windowsだけを個別で購入することもできます。

市場シェア
直近(2020年5月)の市場シェアは87%がWindowsで、9.6%がMac、残りはLinuxなどその他のOSが使われているようです。
Windowsが圧倒的です。
世の中にあるパソコンはほとんどWindowsといえるでしょう。
Operating system market share
https://netmarketshare.com/operating-system-market-share.aspx

対応ソフトウェア
ビジネス用途やゲームなど、対応しているソフトウェアはWindowsのほうが多いです。
Windowsに対応しているゲームの数はMacの8倍ほどあります。
市場シェアからも、たくさんの人が使っているWindowsにソフトウェアを対応させるのは当然のことでしょう。

セキュリティ
Windowsは市場シェアが大きいがゆえに、情報を盗むことを目的とした悪意のあるソフトウェアに狙われやすいようです。
Macがコンピュータウィルスに狙われないわけではないものの、犠牲になる可能性はものすごく低いでしょう。
ただWindowsにはWindows Defenderというセキュリティソフトが最初から守ってくれているので、一般的な使い方ではそれほど気にする必要はなくなっています。
問題が起こりやすいのは、Windowsを更新せずに古いまま使っているケースでしょう。

顧客満足度
MacとWindowsの満足度調査では、Macは、信頼性、サービスエクスペリエンス、電話の保留時間などのカテゴリでほかのどのWindowsよりも高い評価を得たというデータがあります。
Apple StoreでもAppleのカスタマーサポートでも、Macを使っている以上は一律で対応してくれることが一因かもしれません。
Windowsが不安定になったときは、マイクロソフトではなくて通常はパソコンメーカーが対応することになります。故障はソフトウェアが原因かもしれないしハードウェアが原因かもしれません。はっきりと特定するのはかなり骨が折れるでしょう。別々の会社と話をする必要があるかもしれません。故障の特定が困難な場合、本当にサポートが受けられるのでしょうか。

2010 Reliability and Service Survey: Desktops | PCWorld
http://www.pcworld.com/article/211081/2010_reliability_and_service_survey_desktops.html
Reliability and Service: Laptops | PCWorld
http://www.pcworld.com/article/211402/reliability_and_service_laptops.html

Windowsを選ぶべき人

WindowsかMacかで比較すると、どうしても違いを見て、あれこれ言う構図になってしまいがちです。優位性は何をやるために使うのかという目的次第なので、性能を比較して、どちらが優位かという批評はほとんど意味がないと思います。
特徴を比較する上では、対応ソフトウェア(とくにゲーム)、コストパフォーマンスを優先したい人はWindowsがおすすめです。

ゲームをやりたい人はWindowsのほうがおすすめ
パソコンを購入したら何が何でもパソコンゲームをやりたいという人にはWindowsがおすすめです。これは明確に言えます。
基本的にパソコンゲームはWindowsで遊べるように作られていて、そのなかでMacにも対応しているゲームがちらほらあるという感じです。

WindowsにもMacにも対応しているゲームは、具体的にはマインクラフト、フォートナイト、荒野行動などです。
Macに対応していないゲームは、レインボーシックスシージ、PUBGなど(今後の対応などは解りませんが)

ゲームをやる人には自作がおすすめです
ゲームはグラフィック性能が求められます。
なので、ビデオカードが搭載されているパソコンを用意する必要があります。
Macはモデルごとにカスタマイズはできますが自由度はほとんどありません(しかもけっこう割高です)。対してWindows自作パソコンは構成を自在に選別できるだけでなく、市販に近い性能でもめちゃくちゃ安くできます。もちろんそのためには知識が必要です。
ただ、ゲームをモチベーションに行動すできる人は、パソコンの自作もゲーム感覚で楽しめると思います。長くいろいろと楽しみたい人は、パソコンの知識はあらゆるところで必要にもなってくるでしょうし、そこで得た知識は必ず役に立つことでしょう。

Macを選ぶべき人

WindowsとMacはそんなにできることに大きな違いがあるわけではありません。なので、どちらを使用しても大差はないのです。
ただ特徴を比較する上では、デザインや満足度を優先する人にはMacがおすすめです。
Macのデザインが気になる人はMacがおすすめ
「Windowsパソコンを選ぶべきか、MacOSを選ぶべきか」
この問いに行き着いた人は、Macを選ぶべきだと思います。
パソコンのほとんどはWindowsなのです。ソフトウェアもWindowsに対応しているものが圧倒的に多いわけです。なのに、この問いに行き着くということは、Macが気になっているといえる気がします。

Appleのサポートはよいです
個人的な経験則からも、Macのサポートに助けられたことは何度もあります。
Macの修理をリペアセンターに出すときは、クロネコヤマトが集荷に来てくれます。
iMacでもMacBookでも、本体を渡すだけで専用の梱包材で梱包して持っていってくれます。めちゃくちゃスムーズです。
その後の修理の状況もオンラインで追跡できるので安心でした。
もちろん、全員の問題が解決するかどうかは解りませんし、他のメーカーの対応でもっとスムーズな対応があるかもしれません。
修理対応の期間は10日や2週間を目途にと、わりと長めに指定されます。仕事で使っている人は、パソコンが2週間も手元からなくなるのは致命的でしょう(郵送以外にも直接持ち込みする方法もあります)。ただ、自分の場合はほとんど、予定よりも早めに修理が終わって戻ってきました。

まとめとアドバイス

WindowsとMacについて書いてきましたがいかがだったでしょうか。
大枠は、どちらを選んでも大差はないので、好きな方を選べばよいでしょう。時間とエネルギーを裂きたくない人は、自分が慣れているほうが圧倒的に楽なはずです。

Windowsを使っている人は、Macは使いにくいとよく耳にします。
どうしてそうなるかというと、Windowsに慣れている人が、Macを操作してWindowsならできたことが同じ操作でできずに迷ってしまうということかなと思います。
こういうことが何度もあると、Macは使いにくいという結論になるのかもしれません。迷ったら後ろ向きに諦めてしまわずに、さくっと調べて知識を積み上げていけばよいわけです。それだけのことだと思います。迷ったときこそ、スキルアップのポイントなのです。

ただ始めて使う人、ゲームをしたい人、それによくわからないと言う人はWindowsを選べばよいと思います。世の中のほとんどのパソコンはWindowsなので標準的なパソコンを使っておいて、仕事でもなんでも困るということはありません。(Windowsを所持していることで「Windowsが使える」と就職に有利になったりはしないでしょうが)

以上です。
ではよきパソコンライフを!

2020/06/10

Mac選び(2020年版)→おすすめはMacBook Air

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Macが欲しいけれどどれを選べばよいかとお悩みの人向けです。
パソコン全般に、それほど詳しくない人向けに書いています。
自分は20年以上のパソコン経験者です。WindowsもMacも使い、デザインも開発もWebもWebじゃないこともやってました。

Macモデルの最近のアップデートをまとめます。
去年2019年にMacBook Pro16インチ(旧15インチ)が発表されました。
そのあと、MacBook Airの2020年モデルが発表されて、5月にMacBook Pro13インチが新しくなったばかりです。発表内容はご存知の通り、大きく変わったのはキーボードでした。
また、6月のWWDC(appleの開発者向けイベント)でARM版の格安Macが発表されるのではという噂があります(ただし発売は2021年とか)。
さて、現時点(2020年上半期)の自分の一押しはMacBook Airの上位モデルです。
これはまさに今自分のほしいMacモデルでもあります。

ということで、先におすすめを言ってしまいましたが、この記事は次の4つから出来ています。
MacBook Airをおすすめしたい人、おすすめの根拠、安く買う具体的な方法、買うときのアドバイスです。

MacBook AirとMacBook Proのスペック比較とかベンチマーク比較とか、何が変わったかとかは出てきません。
この記事は具体的な情報を比較して批評するというよりは、経験からくる所感を語っています。数字は客観的な指標ではありますが、極端な性能ではない限り普段使いには影響しないのです。
なんせ自分は2020年モデルを所持しているわけではありませんw 持ってないのにあれこれ言うわけなので業が深い記事なのです。

MacBook Airをおすすめしたい人

MacBook Airをおすすめしたいのはこんな人です。

出費を抑えたい人
基本的には自由に好きなMacを買ってくださいというのが前提なわけですが、できるだけ出費を抑えたいというのは万人の方針だと思います。

何かを始めたい人
Macに限りませんが、何のために買うのかというのははっきりしているほうがよいです。
今使っているのが古くなったという理由で、なんとなく買ってももちろんかまいませんが、買い替えるものに何を期待するのかというのは大切なことです。
→こういうことを始めるのに適しています
ブログ、プログラミング、ホームページ作成、写真管理、イラスト、2Dグラフィックス(PhotoShopやIllustratorなど)、インターネット、映画/アニメなどの動画視聴(Netflix、Hulu、Amazon Prime、YouTube)、ショッピング、株取引、SNS、スケジュール管理、文書作成、旅行計画、そのほかの事務作業、ブラウザゲーム、などなど。
→こういうことには適していません
動画編集(たとえばYouTuberを目指している人)、3Dゲーム(グラフィックの性能が必要なもの。ブラウザゲームや軽量なものを除きます)

動画編集やゲームはランク上のMacBook Pro(16インチ)かiMac(27インチ)が必要となるかもしれません。グラフィック性能を使うためです。この辺のところだけでも押さえておけば、大体のことは快適に扱うことができるはずです。

MacBook Airはエントリモデルなので、性能面が心配かもしれませんが大丈夫です。
仕事でも趣味でも使えます。
今自分が毎日使っている型落ちのMacBook Pro 13インチよりも、おすすめしている2020年のMacBook Air(上位モデル)は倍くらい性能が上なのです。

たとえば、動画編集やゲームが気持ちよく動かなかったりするのは、性能差というより用途の違いです。軽自動車に馬力がないと言っているようなものです。普段使いであれば何も問題ないでしょう。

MacBook Airがおすすめの根拠

ノートもデスクトップも含めて、現時点(2020年上半期)ではMacBook Airの上位モデルがおすすめです。
MacBook Airがおすすめの理由では、構成がシンプルであることです。

Macモデルはいずれも製品の完成度が高いです。
ただ、MacBook Airをおすすめする根拠としては、MacBook Airが突出しているというよりも、どちらかというとMacBook ProとiMacに個人的にマイナスポイントがあります。
ただ、マイナスポイントとはいえ、収束するところはいずれも割高であるというのが根本の理由です。
躯体はよいものです。なので、気にしない人には関係のないところです。

MacBook Proのマイナスポイント
MacBook Proのマイナスポイントは、言わずもがなTouch Barです。
Touch Barとは、キーボードのF1からF12の部分をディスプレイ式のタッチスクリーンになっているものです。
使用するアプリケーションによって切り替わり、操作などがワンタッチでできるように補助してくれる機能です。
キーの表示をカスタマイズすることもできるようです。

MacBook ProのTouch Barなしモデルは2019年になくなってしまっていて、MacBook ProはいずれもTouch bar搭載モデルだけになってしまいました。
これがすこぶる評判が悪いです。
新しい機能なので、慣れている人ほど違和感が感じるのか、どうもプラスアルファの付加価値があまり功を奏していないようです。

自分も個人的にあまり好ましく思っていません。
たとえばTouch Barだけ別売りで3万円くらいするとしたら買うでしょうか。自分は買いません。
Touch Barは標準のファンクションキー(F1~F12)に固定しておくことができるので、不便というわけではないらしいです。ただ、それならば最初から物理キーでよいわけです。

MacBook Proは不要なTouch barが搭載されている分、割高であると言えます。
MacBook Proももちろんよい製品ですが、MacBook Pro 13インチではなくてMacBook Airをオススメしている最大の理由はここです。

MacBook Airはスペックも形状もMacBook Pro 13インチと似ています。ほとんど同じです。唯一の決定的な違いはTouch barの搭載有無くらいなのです。MacBook AirはMacBook Pro 13インチのTouch barなしモデルと言ってもよいくらいなのです。

iMacのマイナスポイント
iMacのマイナスポイントはドライブです。
ディスク容量が割高です。

今ではスマホもメモリタイプのドライブ(SSDと言います)が主流ですが、いまだに円盤が回転するタイプのディスクが軸になっているところが残念です。MacBook Proなどで使用されているドライブとは接続形式も違っていて、かんたんに言うと旧式で遅いものが使われています。

現状は残念です。SSDの選択は必須に思えますが、そちらを選ぶとプラス3万円くらいになり、かなり割高になってしまいます。
そのくらいの出費が許容できる人はよいかもしれません。ただ、これはさすがに次のアップデートで改善されると思います。おそらくSSDが初期選択で、現状と同じ価格になるでしょう。あるいは予想以上の大幅なアップデートがあってもおかしくありません。

なので、iMacがほしいという人は待つのがよいです。
iMacは次のアップデートに期待です。

MacBook Airの上位モデルがおすすめの理由
おすすめとして挙げているのは具体的には、上位モデルとされるMacBook Airの1.1GHzクアッドコアCore i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.5GHz)、512GBストレージのモデルです。価格は、134,800円(税別)です。

下位モデルと上位モデルの違いは、CPUと容量だけです。
CPUのアップグレードで+\10000、容量が256GBから512GBのアップグレードで+\20,000という違いです。
とくに、CPUのアップグレードが割安に思うのでおすすめです。

下位モデルではダメなのか、というとそんなこともありません。性能差は時間のかかる処理のときに影響があるというだけで、普段の使用時に体感としての違いはほとんどないはずです。
下位モデルの価格は104,800円(税別)なので、どちらを優先するかはその人がどのくらいに出費を抑えたいかによります。

安く買う具体的な方法

出費を抑えるに越したことはないでしょう。
Macモデルは新品でも安く買える方法があります。これはいろいろなところで紹介されていると思います。ただし、代わりに犠牲になるのは時間です。なので必要なら、待たずにさっさと行動するほうをおすすめします。

初売りに買う
毎年1月2日に、Appleストアやオンラインストアでは初売りをやっています。
対象のApple製品や購入者にギフトカードが贈られるというもので、ギフトカードはApple製品の購入に使うことができます。

2020年は、MacBook Pro (13インチ)は24,000円、MacBook Airは12,000円分がギフトカードとして還元されていました。

整備調整品を待つ
初期不良など何らかの理由で返却された製品を、点検を行って改めて販売されているものが整備調整品です。
通常の販売価格よりもおよそ15%くらい割引で買うことができます。カスタマイズなどはできません。

整備調整品はオンラインで買えます。自分が使っているMacBook Pro13インチも整備調整品を購入したものです。
Appleの厳しい検査に合格したものなので普通にサポートも受けられます。

ただ、製品には限りがあり、お望みのモデルや構成を買うのは大変かもしれません。待っても現れない可能性もあります。(今見ると2019年5月発売のMacBook Pro15インチしかありませんでした)

Apple品質を保証します。
Apple認定の整備プロセスを経て品質が保証された新品同様の製品です。1年間の製品保証が付いています。

認定整備済製品 - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/shop/refurbished

中古品を買う
中古品を探すことも選択肢としてあってよいと思います。
ただ、Macは売るときに価格が落ちないのと同じように、中古で買うときもそれほどの割安感はありません。

使用からアップデートや保証が打ち切られる年月が近いと思うと、あんまりかなあという気もします。型落ちの買い替えを繰り返すというのも手かもしれません。ただ頻繁に買い替えるのは、セットアップなどにわりと時間を取られるので、自分はおすすめはしません。
中古であることをまったく気にせず1円でも安くという人はよいでしょう。

パソコンを買うときのアドバイス

経験則からのアドバイスできることはないか考えてみました。

MacBook Airをおすすめしましたが、もちろん人によります。
Macを買うのにあんまり神経質になって性能比較を気にする必要はないと思います。
大切なのは、何に使うかという用途のほうです。用途がはっきりしていないと、選択肢もはっきりしません。
新しい手帳を使うように、始めたいこと、変えたい習慣をふんだんに盛り込んで可能性を膨らませるほどよいと思います。

もちろん、買ってから想定していた用途とは別にどんどんと興味が他に移ることはあります。これは素晴らしいことで、いろいろなことに興味の矛先が向いて、始められることが増えることはよいことです。人は変わっていくものなので。

ただ甘い言葉に惑わされないようにしたいです。
「買って損なし」「所有欲が満たされる」なんていう言葉に気を付けましょう。購入だけをすすめるような言葉に翻弄されるのはよい結果にならなりません。

自分の経験の上では、パソコンに詳しくなるほど、最新のパソコンにこだわらなくなります。パソコンに限らないかもしれません。弘法筆を選ばずというと大げさですが、ミーハーさが減って、仕事道具として成立してくるわけです。消耗品として割り切ることができてきます。ただ、どんなパソコンでもよいというのは違って、余裕が出てくるせいか「こだわりがこじれてくる」感じです。これがないと嫌だとか、これはないほうがむしろよいとか。どんどんこじれてきます。
(記事内に書いたようにTouch Barはないほうがよい部類です)

パソコンを買う機会は、たまにしかないことです。
パソコンに詳しくなりたい人は、今後のスキルアップのための糧になります。できるだけ仕様についてなど調べて、他のパソコンとも比較しながら、できるだけ時間をかけてあれこれ悩むほどよいと思います。
パソコンに詳しくなるつもりがない人は、詳しい人のおすすめに習うのがよいでしょう。できるだけ時間を使わないほうがよいと思います。

だらだら書いてしまいましたが以上です!
あなたによきMacライフがやってくることを願います!