音楽やら、録画した番組やらをとりためて管理するメディアサーバーを作ろうと考えて調べていたものです。夏に作ったATOMサーバーは、あまりモノのパーツを流用することが主目的だったこともあって、コンパクトケースと激安構成を調べていましたが、今回はもうちょっと遊びに偏っています。
ATOMサーバーのケース探し
(こちらはMiniITX専用ケースのまとめです)
PT2の再販もあり、AMDのATOM競合CPU「Zacate」の投入もあったりしますので、わりとこの機会に同じように考える人が多いのではと思います。
なお、価格はあくまで参考なので注意してください。(2011/02現在)
候補ケース | ||||
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メーカー/型番 対応/形態 | イメージ | 参考価格 | 備考 | サイズ(幅x高x奥) カラーバリエーション |
GIGABYTE GZ-M1BPD MicroATX ミドルタワー | ¥4,170 | 安い | 180x368x398mm Black Silver | |
LIAN-LI PC-Q11B Mini-ITX ミニタワー | ¥14,100 | カラバリによって値段がまちまち | 200x326x260mm Black Silver Red White | |
LIAN-LI PC-V352B Micro-ATX HTPC | ¥21,800 | よさそうだけど奥行きがある 少し割高 品薄? | 280x275x400mm Black Silver Red | |
ASKTech NK-HT1000M/T Micro-ATX キューブ | ¥8,940 | 中身が丸見え インパクトがいい | 198x279x380mm 透明 | |
ASKTech NK-SC400i Mini-ITX ミドルタワー | ¥ 11,200 | MiniITX用ながら、HDDが山ほど積める 本気のストレージサーバーを作る用 | 216x332x420mm Black | |
ANTEC NSK1380/350 MicroATX キューブ | ¥11,800 | 350W電源搭載 カカクで人気のモデル | 200x269x335mm Black | |
NZXT Vulcan MicroATX ミニタワー | ¥9,151 | いかつい | 180x422.5x406mm Black | |
SilverStone SST-FT03S MicroATX ミニタワー? | ¥ 18,000 | マザボ縦刺し 傘立てみたい | 235x487x284mm Black Silver | |
InWin IW-BK646W/300(R)-80P MATRIX MicroATX ミニタワー | ¥9,677 | 電源搭載モデルもある 配線が隠せる | 150×347×346mm White | |
InWin IW-BR661/WOPS Dragon Slayer MicroATX ミニタワー | ¥8,568 | 個性的でかっこよい ミニタワーというにはでかい | 196x430x426mm Black | |
InWin IW-EM002/WOPS MicroATX ミニタワー | ¥4,964 | 電源搭載モデルもある 安いわりにしっかりしてそう 実用重視の人向け | 190x350x380mm Black | |
InWin IW-Z653B/400-80P MicroATX ミニタワー | ¥10,332 | 400W電源搭載 | 180x363x370mm Black |
候補とした条件
- PCIスロットが付けられること。
- 多少の熱対策と騒音対策ができること。コンパクトすぎるケースは、熱対策と騒音対策の選択肢が圧倒的に少ない。音楽ためておくサーバー自体がわんわん唸ってたらちょっと困る。
- スリムタワーはコンパクトではあるけれど、PCIスロットが付けれない。あと熱対策と騒音対策が難しいため、候補としてなし。
- ちょっとあまりにパソコンパソコンしてるケースも除外します。ある程度個性的で、インテリアの一つとして部屋に置いてても邪魔にならないもの。
- というわけでメディアサーバーとしては低スペックでもよいけれど、熱対策と騒音対策の幅を持つのと、多少遊べるようにしたいため、MicroATX乗せれるものを有力としています。一部MiniITXも載せています。
- ATX対応ケースはでかいので除外。ATXマザボを乗せることも、そんなに拡張が必要になることもきっとないです。メインに再利用するにしても、ほとんどMicroATXで十分。しかし安上がりや静音を目指すなら、でかいケースのほうが有利です。まあ、でかくていかついケースを堂々とメディアサーバーにして部屋に陣取らせるのもなくはない。しかし次の機会にします。
コストパフォーマンスのジレンマ
コストパフォーマンスがよいに越したことはないです。自作の目的自体がコストパフォーマンスと言っても過言ではありません。
お金を掛ける→ハイスペックマシン、安く上げる→低スペックマシンという構図は間違いではありません。けれどそうなると安くハイスペックマシンを作ることが得な気がしてくるのが人情です。
しかし組み立て後もっとも目にするのがPCケースの外観であることは忘れようがない当然のこと。
コストパフォーマンスだけではなくて、愛着の持てるケースを探すのもよいかと思いました。まあもちろん静音性やメンテナンス性も欠かせないものです。
さらに自作PCのなかでもっとも流用可能なパーツはPCケースではないかと思わないでもないです。PCのスペックの移り変わりとめまぐるしくて、5年くらいでとんでもなく古くなってしまうものです。CPUもメモリもどんどん変わっていく。SATAもUSBも新しい規格がどんどん出てくる。互換性はあるけれど、世の中それで回りだしてしまうと、一新してしまったほうがよいものがずっと多くなります。HDDはずっと使いたいけれど駆動系で消耗品みたいなものだし、SSDも消耗を宿命付けられた製品です。それに比べれば、ケースは長いスパンで流用可能なパーツと言えるでしょう。
ちなみに小生が一番気になってるのは、やはり「ANTEC NSK1380/350」です。LIAN-LIのキューブケースも試してみたいところです。
条件を出して、候補を選別して、それから悩むのが楽しいです。
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