iPodTouch3世代にiOS4を入れてみました。
iOS4の新しい機能の目玉としてマルチタスクがあるけれど、これって、もともとのメモリ管理の仕組みをGUIで操作できるようにしただけみたいですね。
Androidやほかのモバイルでのマルチタスクがどんなものかは知らないけれど、こういうものなのでしょうか。
そもそもホームボタンを押しただけではアプリは完全に終了するわけではなくてメモリに潜ませる仕組みなのだから、再度そのアプリを立ち上げることは、実質切り替えと変わらないのではないかなと思うわけだけど。
現状のゲームなんかを、切り替え時に前の状態が再開できるのかというと、そんな器用なことはできないようです。それはマルチタスクに対応していないアプリという扱いがされるようだけれど、そういうものなのか?
つまりマルチタスクという名前は付いてるけれど、OSがアプリを別タスクとして管理するような機構を持ってやってくれるという意味ではない模様。アプリが対応していると言うためには、中断時に、ゲームの状態を記録しておいて、再開時に中断時の状態を再現するという機構が必要なのではないでしょうか。
まあ、偽者呼ばわりするつもりは毛頭ないです。意識的に切り替えができるのは便利です。
マルチタスクも実は曖昧な言葉だったのね、という印象を受けたのが新鮮でした。
このマルチタスクをスムーズに活用したアプリが増えると、また少しiOSが身近な価値を獲得できそう。開発者としては、ころころ変更してほしくないところだろうけれど、appleの、媚びずに牽引していく姿勢は悪くないです。でも紛らわしいと思ったのは正直な感想。
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