Windowsでおなじみのリモートデスクトップが、Macでも使えます。しかも無料で。
ネットワークさえつながってたら、そのままMacでWindowsが操作できるという知らない人には魔法のようなツールです。
非常に便利なので、セットアップ手順から運用について紹介しときます。
※
必要スペックは、ネットワークと、操作される側のWindowsのエディションです。WindowsはProfessional以上のエディションじゃないとリモートデスクトップで操作できません。
Remote Desktop Client for Macのセットアップ
ではさっそくセットアップ手順についてご紹介していきます。Remote Desktop Client for Macを拾ってきます
MicrosoftのOffice for Macのサイトで拾えます。
http://www.microsoft.com/japan/mac/remote-desktop-client
今すぐダウンロードをクリック。
Intel Macは2.1.1。
Intel Mac以前のG5用に1.0.3が用意されているようです。
RDC_2.1.1_ALL.dmgは8.9 MBです。
ダウンロード完了。
インストールします
ウィザードに従って送っていけばOK。以降は、RDC_2.1.1_ALL.dmgからインストールした画面です。
RDC_2.1.1_ALL.dmgを展開して出てきた、「RDC Installer.mpkg」を開くとインストールが始まります。
24.4MBの領域が必要です。
はい、完了。
インストールが完了すると、Dockにアイコンがでます。
操作される側(Windows)の設定
リモートデスクトップによる操作を許可する。
操作される側のWindowsのリモートデスクトップによる操作を許可しておきます。リモート デスクトップ接続を使用して別のコンピューターに接続する - 接続先のコンピューター上でリモート接続を許可するには
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/Connect-to-another-computer-using-Remote-Desktop-Connection#
XPはこちら。
Windows XP Professional のリモート デスクトップ機能を使用する方法
http://support.microsoft.com/kb/315328/ja
接続側のIPアドレスを調べる。
IPアドレスを調べておきます。ローカルネットワーク上のPCに接続する場合は、ローカルIPを使用します。
だいたいは192.168から始まるあれですね。
接続してみる
基本的には、Windowsで使うときと同じ要領です。調べておいたIPアドレスを入力して接続します。
必要に応じてメニューの「環境設定」のところからいろんな設定ができます。
ログインに必要な、ユーザー名やパスワードなどをあらかじめ入力しておくことができます。
接続するとMacにWindowsが出てきます。
フルスクリーンでも使えます。フルスクリーンで使うと、リモートデスクトップを知らない人にはさっぱりどうなっているのかよく分からない状態になるようです。
キーボードの違いにより少し違和感があるかもしれませんが、基本的にはいたって普通に使えます。
どういうときに便利か?
専用業務がある場合はさておいて、リモートできるメリットはなんでしょうか。まあ、これはMacに限りませんが。
手元にないPCを操作できる。サーバーとか。
デスクトップPCを、ノートPCの無線ネットワークなんかで好きな場所から操作するとか。仕事上では、サーバーマシンなど、物理的に隔離しているPCを操作するときに便利です。
本当に遠方にあるPCが操作できる。
ネットワークがつながっていれば、どんなに遠くにあっても距離は不問です。ディスプレイモニタ、入力デバイスをPCの数だけ常備しなくてもいい。
当方は、わりとこれがメインで使います。以前は画面の表示が多少カクカクしていたところはあったかと思いますが、いまやローカルネットワーク上なら普通にスムーズに利用できます。おしまい。
はい、ではよいリモートライフを。
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