2012/09/09

スキャナ(EPSON GT-S630)を試します

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廉価スキャナをAmazonで8000円代で買いました。
4800dpiの解像度で取り込み可能なようです。ぜんぜんピンときません。4800dpiというのは一般の印刷物よりも解像度が高いのです。そんなバカなと思って、試してみました。
これが使えるなら話は早いです。

用途は、手書きイラストのデータ化、紙ベースの書類原稿の下地取りなど。
あとは印刷された写真をデジタル化して取り込みがどこまで使えるかです。

スキャナってあんまり置いてませんし、大きな家電量販店に行かないと実機にお目にかかれません。しかも、取り込んだものの品質が重要なのに実演してくれるとこが皆無なため、こんな感じでざっくり記事にしました。ご参考に。

●取り込み検証

手近にあったチラシ(野菜戦士の通販チラシ)を取り込んでみました。
取り込みの解像度は、最大の4800dpiです。印刷より高解像度なら、はっきりアミ点が取れるのか?
わりと時間掛かりました。
おおー。


結構すごかった。こんな感じで取れるなら感動です。
面白かったけど、冷静に考えると、ちょっとやりすぎでした。
最大の解像度で取り込みする意味は全然ありません。
印刷されたものから画像を拾ってくるにしても、1200dpiくらいで十分そうです。

野菜の戦士|大塚チルド食品
http://www.otsuka-chilled.co.jp/product/yasainosenshi/index.html

●使えそうな要素と、弱いところ

・使えそうな要素

多少の知識と、適度なレタッチ技術、画像処理のための道具(PhotoShopなど)がそろっている人は、普通に取り込み用デバイスとして使えそう。

書類、イラストを下絵として取り込む分にはまったく申し分なし。性能十分です。
たぶん、原稿が全うな状態なら写真も申し分なし。ただし色調補正は必要でしょう。
「読んdeココ」というOCRソフトもついています。(OCRというは、スキャニングした画像をテキストデータとして抽出する優れものです)
一万以下で購入できる。

・弱点

質感や素材、つくりのやすっぽさは諦めよう。
写真のフイルム(透過原稿と言います)の取り込みなんかは諦めよう。まあ多分やらないのでいいけど。


同じ価格帯に、canonのCanoScan LiDE 210があります。取り込み最大解像度も同じ4800dpi。ですが取り込みのカメラの方式がぜんぜん違うようで、canonの廉価スキャナのほうは手軽さが増す分、品質が浅い(濃淡の再現が苦手)のようです。手軽さにメリットがなかったため、EPSONにしました。

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