2011/07/07

Evernote始めました

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普段はよく、GoogleDocsを利用しています。
下の記事に触発されてEvernoteを触ってみることに。

男子ハック - Evernoteを挫折した人、僕ともう1度本気になって挑戦してみませんか?[運用ルール作り編]
http://www.danshihack.com/2011/01/14/junp/evernote_2011_operation.html

男子ハック - Evernoteを挫折した人、僕ともう1度本気になって挑戦してみませんか?[環境作り編]
http://www.danshihack.com/2011/01/25/junp/evernote_2011_workflow.html

Evernoteは知ってはいたけれど、利用するのは初めて。記事を読むと、便利だから利用しようという人は多いみたい。けれど、人によっては、十分に活用しているとは言えず、頓挫を繰り返すことがあるようで、運用ルールをあらかじめ決めておくほうがいいようなことが書いてあります。

ゴミ溜めのような状況になるというのは、まさに現状GoogleDocsを利用して発生してる問題点のような気がしています。つまり、あってないようなタグ管理、文書の再利用性が乏しい、重複文書が多発しているといった事態です。
一新するつもりで、少し考えてみる。

運用ルールを考えるさいに、気にしていることは、がちがちにはしないことです。どんどんいいように運用ルールの見直しをしていけるようにする。見直しができるように不可逆なルールにしない、ということに注意する。
ほんのり、最低限のコンセプトとルールを付与して、逐次見直しを繰り返すぐらいの軽い感じで始めていきたいのです。


●メモすることの有用性



改めてEvernoteを使って運用しようとしているわけですが、これはひとえに、GoogleDocsなどで、すでに自分のなかでメモすることの有用性がはっきりしてるからできることなのだろうと思いました。

もし本当に何も触ったことがない人は、運用ルールなんて気にしないで、メモしまくってまずは破綻前提で利用するべきです。やってみて、便利かどうか。便利なら、必要なところだけをピックアップして運用ルールを一新することで、もっと便利に活用できるということだろうと。
実際、わりとぐちゃぐちゃな状態でも、十分によかったりしました。たまに整理しようかなあと思って、昔のアイデアを見ると新鮮で、「そういやこんなこと考えたっけなあ」と感じることが一つの成果だったりしたのです。

大事なのは書いて、忘れること。忘れるために、書くわけです。目先の仕事に対する集中の妨げにならないように。思いついたアイデアは文書として不十分でもそのまま瞬間冷凍させておいて、それで忘れるわけです。
要は、アイデアの出所に栓をしてしまわないように開放させておけることだと思います。


●Evernoteを利用する動機/GoogleDocsに感じている不都合



GoogleDocsの欠点を補う形でEvernoteを利用していきたい。
補うといっても、現在GoogleDocsでは不都合に感じている点を払拭する意味合いなので、補助するという意味ではなくて、役割を分けるという感じ。


GoogleDocsに感じている不都合
  • ホームページなどのスタイル付きのドキュメントをコピペすると勝手に文書整形される。これはいらない。とめる機能もない。テキストエディタにワンバウンドさせていましたが、無駄な操作なので省けるものなら省きたい。

  • オンラインでないと利用できない。内容を見ることもできない。文書作成途中で回線エラーが発生すると、操作不能となって不安になる。

  • 動作が遅い。裏でいろいろ動いているからなのか、入力して日本語変換するだけでも、もっさりゆっくり処理されることもある。Chromeでも固まることもわりと多くて、体感頻度は一日数回。

  • 運用ルールなど特に決めていなかったため、現状のGoogleDocsはゴミ溜め状態。まあ基本はそれでも問題ないと思っている。少なくとも切り分けを行い負荷を減らす。再利用性を向上させるルールにする。

  • 依存度を減らしたい。Googleは何でもかんでも一緒くたにしていくつもりなのだろうけれど、依存度を減らす意味でも分けておきたい。


早い話が、ネタ帳としてEvernoteを利用したい。
大体、思いつくアイデアは、そのたびに落書きのように走り書きするので、整理は困難で当たり前なのです。ならば、思いつきアイデアだけを一箇所にしてしまうほうがいいだろうというところです。

GoogleDocsではレポートなどの文書も保管してあって、アイデアのメモと混在してしまうことで破綻は目に見えているのです。
整理を前提としてメモを取るなんて、窮屈でアイデアが限定されてしまいそうで嫌なので、多少煩雑になっても取り出しやすくて、保管しやすければ問題ない。これでGoogleDocsのほうも片付くと思えばよさそう。


●書く内容



思いついたことを残す。はっきり言って他人には無価値なもの。
基本的には文書と、あと画像。いろいろな利用用途があるようですが、これ以外は基本的に利用するつもりはない。
おもしろい画像があったら確保用に使う。まあ、そういう画像がマイドキュメントのあちこちに点在してしまっています。これを吸収する。

分類方法は、おいおい考えることにする。
整理方法の問題もあるけれど、基本的にたまっていく一方の運用がどこまで持つのかという話だと思う。
まあこれも後で。ドキュメントの整理が苦にならなかったら、書くのと整理するのを同時にやらなくても、全然平気です。


●使えそうなショートカット



使えそうなショートカットをメモしておきます。
同期F9
新しいノートを作成するCtrl+Alt+N
テキストとしてペーストCtrl+Shift+V
スタイルを削除するCtrl+Space

定期的に同期してくれるのがデフォルトなので、しばらくそれで利用しようと思っています。
理想を言えば、自動同期は切りたい。手動で、メモったら保存するようにF9(同期)を押すという運用です。できなくもないと思うのだけれど、もちろん同期忘れが心配なので多少は許容することにします。


●少し使ってみた感想(一週間ほど)



  • 長文はつらいかもしれない。プレーンの状態にしておきたいのだけれど、さすがに読みにくいかもしれない。

  • 管理PCすべてに入れないといけない。ブラウザベースでも扱えるけれど、恩恵を受けるためにはクライアントがよい。

  • アプリの起動が遅い。メモしか使わない用途でいいので、もっと軽いのがほしい。ただし、やっぱり立ち上がってしまえば、ブラウザベースよりも遥かに快適。おかげで、GoogleDocsを起動させるのが面倒くさくなってしまった。

  • iPodTouchでもアプリがあるので、同期しておけばいつでもアイデアを見直せる。まだまだ真価は解らないけれど、期待できそう。

  • GoogleDocsからの移行方法を調べる。


異なるツールなので、不都合は出るだろうけれど、使いながら少しづつ吸収していくつもりで、ゆっくり付き合っていきます。
使いながら、文書が増えたりしたときとかに、またいろいろ気づくようなことがあるでしょう。

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