2011/04/28

Googleが文字の入力中に検索結果を表示させるインスタント検索を開始

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日本経済新聞
グーグル、入力途中で検索結果を表示する「インスタント検索」を開始

慣れるまでは気持ち悪いかもしれないなあ、と。
画像検索などでは対応していないみたいです。さすがにトラフィックが尋常じゃないのでしょうか。
GoogleMapsを使うときにも思うけれど、どの程度裏での動作がブラウザの負担になるのかが不明です。
少なくとも、モバイラーはこの機能は不要だろうし、バッテリーや通信の負担軽減のために切っておくのがよいと思われます。

インスタント検索を停止させる


このインスタント検索機能を無効化したい場合は、「検索設定」(右上)、「Google インスタント検索を使用しない」にチェックです。(2011/04/28現在)



なお、このインスタント検索機能の登場によって、ページの表示件数が10件に固定化されてしまっているようです。表示件数を設定する場合は、インスタント検索を切らないといけないみたいです。


ウェブ検索 ヘルプ
Google 検索の基本: Google インスタント検索

GoogleChromeのアドレスバーからインスタント検索を利用する


GoogleChromeでも対応しているみたいです。
いつの間にやらChromeは11になって、アイコンも変わっていますね。
11ってFireFoxがやっと4であることを考えると、ものすごく早いですね。あっという間に20とか30とかになりそうです。

「オプション」→「インスタント検索を有効にして検索や閲覧を高速化する」にチェック。

個人的な意見ですが、こちらはちょっと使う気にはなりませんでした。
トリガーがよく判らないままに結果が表示されるように思えてしまいます。目まぐるしく動作がわちゃわちゃしているわりには落ち着かない、表示結果が、意図したワードによってのものなのかどうか見直す必要がでてきます。

そういえば、GoogleWaveだったかで、入力中のチャットメッセージを相手に送信するみたいな機能があって物議を醸したことがありました。チャットの入力中メッセージは思考の組み立て途中のもので、あんまり他人に見せるようなものではないだろうなあと思っていました。今のところ流行る気配はないけれど、慣れればそうでもないのでしょうか。こういうのって慣れの部分が大きいです。

とはいえ、変化に対する受け入れを拒否していると、いつの間にやら取り残され状態になりそうで、保守的にならずにガンガン新機能を導入していくGoogleとかAppleとかはさすがなのかもしれない。

2011/04/23

はてなブックマークに登録されるタイトルを変える

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はてなブックマークにブックマークするときに出てくるタイトルを実際のものと別のものにする。
何に使えるのかは知らないけれど、たまたま見つけた。

<!-- <title>隠しタイトル</title> -->
<title>公開タイトル</title>

こういう感じでコメントアウトしておけば、隠しタイトルが表示されるのです。
ていうかきっとこれは、はてブのバグなのです。
きっと正規表現なんかを一発かませてるだけなのでしょう。修正しにくいね、これは。

むしろ、はてなブックマークのタイトルが実際と違うのになってしまう、何故だろうと思っている人については、titleタグより前にあるコメントアウトが原因なのです。

2011/04/14

GMailが読まれてる話

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GMailに届くメール内容が傍受されているという話。誤解のないように先に言っておくと「Googleの広告に」です。
Google的には、機械的に処理してるだけだから安心ですよとか言っています。

しかし、気持ち悪いものは気持ち悪いのです。
何かアクションを起こす。それに対する反応が生まれる。まさにその反応に、いろんな心理作用が生まれることが多くて、ゲームやGUIやプロダクトデザインやらはこれを利用した自然な、人間工学的な使い勝手へ近づけようとしているわけです。機械的に処理してるかどうかはぜんぜん問題ではなくて、アクションに反応があることが気持ち悪いのだ、ということを言いたいです。日本語をきちんと要約しているわけですし、なかなか簡単に機械的とも思いがたいところも一因かもしれません。反応することで心地よいというのがあるように、反応されることで気持ち悪いという作用があるのは当然です。
もちろん本当に傍受されていたら、反応なんか残らないわけで、気持ち悪いとかいう依然にその事実が伝わることもないんだといえばそれまでなのです。

友人の親戚の訃報を受けての打ち合わせメールに、セレモニーホールの宣伝があったりして、ちょっと関心するものではないのです。しかも、それほど直接的な内容が本文に書いてあるわけでもないのにきっちり要約できているところは、すごいとは思う。

子供のころに読んだ、星新一のショートショートに「無料の電話」というのがあります。通話料が無料の電話で、通話の合間に、通話内容に合わせた宣伝(CM)が挿入されるというものなのですが、まさにその時代だなあと感じざるを得ない。ついに星新一の時代なのかと。
あと、同じく星新一の「宣伝の時代」というショートショートのも非常に的を得ています。
皮肉極まりない物語だと思って、面白おかしく読んでいたけれど、今思い返すほうがより皮肉が利いている気がします。

それはさておき。
Googleの解析能力はすごい。けれど、とんちかんな内容の広告が載ることもままある。実際に来た友人からのメールとその広告を置いておきます。

(メール本文)


つかぬことを聞くけど、今から鳥貴族行ける人いますか?

(サイドの広告)


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(上と下の広告)


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念のため。
鳥貴族
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前述の星新一ショートショートの「無料の電話」はまさしく、こんな感じのちぐはぐな広告を題材にしたものでした。さすが。読みがすごい。「広告の時代」も、ほとんどそのままに顕在化していると言ってよいです。